アメシスト単結晶のシンプルオーダーメイドのご紹介です。

シンプルオーダーメイドのご注文でにて、「アメシスト/紫水晶」の単結晶のペンダントを制作させて頂きました。

今回のアメシストの結晶は、元々「クラスター/群晶(ぐんしょう)」といって沢山の水晶結晶が一つに集合している所から剥離した状態のものです。

根本部分は細く脆い状態でした。なので、銀で押さえ込む様に固定すると割れる危険性がありましてので、根本部分を「シートワックス」と言う画像のピンク色の素材を使って型取りしたものを銀にし、強力な接着剤で固定する方法でペンダントに仕上げさせて頂きました。

銀のパーツは、合わせる水晶とお揃いになる様にカクカクした形にしています。

胸元にキラリと光る水晶結晶は、一般的なカット石やアクセサリーガラスとは何故だか違って見えます。

その透明感や結晶面の微細な形の変化は、何万年という時間の経過そのものだったりします。

聞いた話で、年を重ねたものに対して、人は安堵感を覚えるのだそうです。

古い神社や公園などで、とても大きな樹に遭遇するとなんだかとてもほっとした気持ちになる事がありますが、もしかしたら水晶にも、それと同じ感覚になっているのかも、、と思ったりしました。

ファションのコーディネートにワンポイントで安堵感、、、ファッションのアドバイスとしては「違うそうじゃない感」が物凄いですが、長い時を経た素材を身に着ける事が出来るのも、アクセサリーの楽しみ方の一つなのかなと思いました。

今回のご注文をきっかけに、また水晶結晶のアクセサリーを作りたくなってきました。
近々「小さな水晶のワンポイントアクセサリー」 制作始めたいと思います。


でわでわ。また次回のブログでノシ