「南洋真珠」を使ったオーダーメイドペンダントのご紹介。


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作品名:羽ノ珠  地金:Silver925 中石:南洋真珠 13.6mmx12.2mm ピンクゴールドメッキ(ニッケル不使用)

お世話様です。今回のブログは、先月納品致しました「南洋真珠」を使ったオーダーメイドペンダントのご紹介です。

□作品名:羽ノ珠
□地金:Silver925
□貴石:南洋真珠 13.6mmx12.2mm 彫金萬でご用意
□表面処理:鏡面仕上げ ピンクゴールドメッキ(ニッケル不使用)
□寸法: 最大横幅/60mm 最大縦幅/15mm
□重量:17.4g(トップのみ)
□制作方法:WAXより成形

□制作ノート
「大きな真珠を使った、羽ペンの様な羽をモチーフにしたペンダントを。」
とのご注文で製作させて頂きました。


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デザインの方向を決めるに当たり、お客様の中にあるイメージ得るために、お客様に大まかなラフスケッチを見て頂きました。
この後、お客様より参考画像とご要望の詳細を頂き、最終的には「羽は、片方が短いタイプの羽」で、「装着した時に、羽が横もしくは斜めの位置に成るように、またチェーンは羽の両端に直接つながっている仕様で」とのご要望でデザイン作業を進めさせて頂きました。

実際の装着時に、「横」もしくは「斜め」に成る場合、動いた時にどんな弊害が出るのか簡単な模型でシュミレーションし、その位置で安定するのに必要な形を確認して展開した所、今回は7パターンのデザイン展開と成りました。 また、メッキで展開できる色味のパターンもご用意し、「イエローゴールド」「ピンクゴールド」「ロジウム」でのデザイン画もご用意いたしました。


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デザイン画1枚目


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デザイン画 2枚目

ご用意したデザイン画と解説書をお客様へ郵送しまして、お客様にご検討頂きました結果、今回は、一枚目の一番上のタイプでピンクゴールドメッキ仕様のタイプを制作させて頂く事となりました。


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今回はWAXでの成形で制作しました。


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WAX原型完成。


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鋳造を経て銀に成った後、仕上げを行ったメッキ前の状態。


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メッキ処理後、パールを固定してチェーンを合せて完成です。今回のチェーンは幾つか種類をご用意し、お客様にお選び頂きました。シンプルなイブシ仕上げの小豆チェーンが、ピンクゴールドの羽の表情に良く在っていると思いました。


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トルソーに合わせた状態です。羽の部分は細い彫り込みが入っているので、動いた時の光の反射の動きが柔らかい表情に成っています。

今回は、「羽の動きの感じる形と質感」が「合わせる南洋パール」と合うように意識して制作しました。また、12mm以上の大振りなパールなので、重心が前かがみになると、全体が前へ倒れこんでしまいそうになるので、重心は後ろの安定する位置に成るように工夫しました。

今回も、進行中にお客様へ途中経過の画像をお送りし確認しながら進めさせて頂きました。完成しお送りしましたところ、「想像以上でした」と喜んで頂き大変うれしく思いました。

 

以上、オーダーメイドペンダントのご紹介でした。

 
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