お守りペンダント「カガミ」のご紹介です。

先日納品いたしましたお守りペンダント「カガミ」のご紹介です。

品名:「カガミ」
価格:Sサイズ 円外径 約29mm ¥16,000-(税込み)
   Lサイズ 円外径 約34mm ¥20,000-(税込み)
※45cm~50cmのアジャスタータイプ小豆シルバーチェーン付き

委託販売でお世話になっています「melc*lili(メルクリリ)」のオーナー様からのオーダーで制作していました「鏡」をモチーフにしたお守りペンダントトップ「カガミ」。
ありがたいことに一般のお客様からの注文も頂くようになりましたので、ネットから詳細をご確認いただくのと、合わせてネット販売も始めようと思いましたので今回ブログにてご案内いたします。



鏡は古来より魔除けとし使用されており民族衣装の装飾技法では「ミラーワーク」と呼ばれ、インド北西部、パキスタン、アフガニスタンなどの砂漠地帯に住むヒンドゥー教徒・イスラム教徒の遊牧民族に伝承されているそうです。

鏡は光を反射するその様子から、悪いものを跳ね返し寄せ付けないと考えられており、妬みや嫉妬から身を守る「邪視除け」や「魔除け」などのお守りとして、子供や女性の衣服に好んで付けられるようになったそうです。

参考文献 「民族衣装におけるミラーワークを用いた服飾造形研究」 井手 千尋 著


Hamamelisでは厚さ0,7mmの銀盤を、円形のおたま状に加工したものを張り合わせて制作しています。

製作工程理由から、背面に小さな穴が二箇所空いています。二箇所空いているのでメンテナンスで磨いて水洗いした後、この穴から水抜き出来ます。

今回の記事のため鏡について再度調べてみたのですが、日常で私達が使用する鏡にも銀が使われているそうで、ガラスに薄い銀を吹き付ける「銀引製法」と呼ばれるそうです。

また「鏡 カガミ」は 「影見 カゲミ」あるいは「カカメ」と呼ばれ 「カカ」は「和名抄(わめいしょう) 931~938」に大蛇である「蟒蛇(ウハバミ)」を「夜万加加智(ヤマカカチ)」と訓んでいるところから、 「蛇の眼」を語源としているとも言われているみたいです。
参考文献 山の神 易・五行と日本の原始蛇信仰 吉野 裕子著 講談社学術文庫


こちらのペンダントは受注生産となりまして、ご注文から納品まで2週間ほどお時間いただくようになります。

ご注文やご質問は下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

以上、お守りペンダント「カガミ」のご紹介でした。